新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

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看護師 高橋理沙

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2020年9月 座談会

箕面市立病院に入職して3年目、今の心境を語ってもらいました。
・中村さん(内科:消化器・糖尿病内分泌)大阪保健福祉専門学校卒業
・神山さん(内科:血液内科・循環器)京都光華女子大学卒業
・槇坂さん(集中治療室)大和大学卒業

箕面市立病院を選んだ理由は?

神山:第一は、クリニカルラダー制度などがあって丁寧に育ててもらえると感じたからです。業務を振り返り、看護師同士で助けてもらったことなどを「PEカード」に書いて相手に送り感謝し合う雰囲気にも好感を持ちました。

中村:もともと人の役に立ちたかったこともあり、看護師を目指すようになりました。当院は実習先で、同じ専門学校の先輩が多く、何より教育制度がしっかりしていて評判がよいことも決め手になりましたね。

槇坂: 私が看護師になりたいと思ったのは、中学の職業体験から。「制服、かっこいいな」と(笑)。当院は大学の実習先で、病院実習を経験しました。病院と訪問看護ステーションの連携が良く、看護師と患者さまがよい関係を築いてるな…と感じ、入職しました。

どんな環境でステップアップしましたか?

中村:実際に入職したら、思っていた以上に先輩方が丁寧で。プリセプターシップ制度のもと、1年生は一人ひとりにプリセプターがつくのですが、周りの先輩方もみんな相談に乗ってくれるんですね。クリニカルラダー制度に関しても、1年目、2年目と段階的にステップアップできるようになっているんです。

神山:最初は緊張して必要以上に構えすぎていて、やはり不安があったんです。でも、中村さんも言っているように、先輩方がとにかく優しくて。声をかけやすくて、雰囲気のよさは思っていた以上でした。

槇坂:私の場合は、皆さんとは少し違うかな…(笑)。プリセプターの先輩に厳しく指導されまして。ただ、半年たって、未熟な私にとっては必要な経験だと実感できるように。看護師として一番尊敬できる先輩になりました。

中村:成長できる環境があると感じるのは、福利厚生面でもきちんとしていること。出産した先輩方も、いったんお休みをとっても復職されて、しっかりキャリアアップされていますし。

神山:当院は異動があり、いろいろな職場を経験されている方がたくさんおられます。オペ室から病棟に来られた先輩は、とにかく知識が豊富で刺激を受ける毎日。私も、いつか他の業務も経験し成長できたらと思っています。

槇坂:神山さんが言うように、本当にレベルの高い先輩ばかり。十分知識がある先輩が認定看護師を目指して勉強している姿を見ると、「自分も頑張ろう!」と素直に思えます。ここには、切磋琢磨できる雰囲気があると感じますね。

入職して3年、成長したと思うことは?

槇坂:1年目は業務を覚えるのに必死。2年目は、ある程度できるようになり、3年目でやっと患者さまのことまで考えられるように。集中治療室は患者さまと話せない場合が多いですが、退院のときに感謝の言葉をいただくことも。心からよかったなと思います。

中村:私が1年目に感動したのは、3年目の先輩は「すごい!」ということ。雲の上の存在でした。そんな優秀な先輩方に助けられて成長し、最近はやっと皆さんの域に近づけているかなと。今年からリーダーを任されるようになり、改めて頑張ろうと気を引き締めています。

神山:私も今はリーダーを担当し、後輩の指導をする立場に。責任感が増したと感じますね。何事にも曖昧に処理せず、きちんと対応し行動しなければと自分をいましめているところ。いつまでも先輩に頼るわけにはいきませんから。

看護師としての、これからの目標

神山:まずは知識量を増やすこと。それから、どんなときでも的確に判断し、正確にすばやく対処できる信頼感あふれる看護師を目指したいです。

中村:私も、周囲に信頼される看護師が理想。そのために、掃除など些細なことでもいいので、「1日何かで一番になる!」気持ちで頑張ってます!

槇坂:私のプリセプターさんのように、何事にも動じない看護師になるのが夢。患者さまだけでなくご家族にも感謝されるようになりたいですね。