新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

見出し

2022年6月 座談会

フレッシュな笑顔で頑張る新人ナースの皆さんに、入職して3ヶ月目の心境を語ってもらいました。
T・Mさん(外科病棟)大阪済生会中津看護専門学校校
K・Mさん(整形外科・泌尿器科病棟)千里金蘭大学
T・Hさん(手術室)梅花女子大学

箕面市立病院を志望した理由は?

T(H):面接を受けたときの職員の雰囲気がすごくよくて。面接というより和やかに会話をしている感じだったんですね。ごく自然に、ここで働きたいと思いました。それに、当院がリニューアルして移転することも魅力に感じました。

T(M):高校生のとき、看護師の母が街で、発作で倒れた方にすぐにかけより処置をしたことがありました。そのときに、「この仕事しかない!」と決心しました。当院を志望したのは、卒後別研修をはじめ、静脈注射の院内認定制度など、いろいろな制度が整っていたからです。

K:私も、教育制度の充実は大きかったですね。同じ大学の先輩から、一人ひとり丁寧に指導してくれるので着実に実力を伸ばせると言われて。「必ずステップアップできるから来て!」と、ものすごくすすめられたんです。実際、まだ3ヶ月ですが、「われながら成長したな」と実感しています(笑)。

入職して3ヶ月、成長したことは?

K:最初は緊張のしっぱなし。家に帰ってもドキドキして眠れなかったほどです。でも、少しずつ慣れて、だんだん点滴の更新や調整、採血など任される処置の範囲が広がりました。習得した技術の自己採点をするチェックリストがあるんですが、項目が埋まっていくのが今の楽しみになっていますね。

T(H):実は、手術室は配属希望順位では、最後の方(笑)。手術機械の名称や取り扱い方、機械をドクターに渡す手順…本当に覚えることがいっぱいで最初は戸惑うことばかり。でも最近は、機械出しなどをスムーズにできるようなり、「お、やるやん!」とドクターや先輩にほめてもらえるまでになりました。

T(M):自分の仕事は、そんな手術を受ける患者さんの術前・術後の看護ケア。不安になっている患者さんに対して、安心できるように声をかけたり、患者さん個々の問題にも対応できるようになってきたと思います。あとは、男性で力もあるので体位変換の時には、積極的にメンバー支援を進んでやるようにしていますね。

T(H):男性看護師がいると助かりますよね。それに、看護局は女性が多い職場なので、Tさんは皆の雰囲気を和ませるためにも大切な人材かも(笑)。

箕面市立病院のよいところは?

T(M):プリセプターさんや周囲の先輩方から、マスターしたかった静脈注射や採血について丁寧に教えてもらえているところです。今では自立して、採血をできるようになりました。“プリセプターさん+他の先輩方”が、セットでサポートしてくれるので安心です。

T(H):手術室の業務は、大学では細かく学べていない事ばかりですが、先輩に「まったく知識がなくても大丈夫」と励まされて。とにかく、看護局の先輩やドクターたちが皆親切。病院全体でフォローしてくれるところが、よさだと思います。

K:“病院全体”というのは、まさにそんな感じ。先輩たちは、自分の勤務時間が過ぎても熱心に教えてくれる方ばかりなんです。新人一人に対して、一人のプリセプターさんがついて指導してくれるのは、本当に助かります。

T(H):当院は認定看護師資格を持った先輩が多いので、専門的な分野を深く学べるのも魅力。知識や技術の向上に、すごく役立っていると感じますね。

これからの目標をお願いします!

K:患者さんから掛けていただいた「あなたが担当でよかった」との言葉を胸に、患者さん一人ひとりをケアできる先輩のような看護師を目指します!

T(H):手術室勤務は予想外でしたが、今ではやる気十分。看護師としての知識・スキルをもっと磨いて、一人前の“オペ看”目指してがんばります!

T(M):一年後には、急変時にも逞しく対応できる看護師になりたいです。救急認定看護師にも興味があるので、いつかはその夢を叶えたいです!