新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

見出し

2023年2月 座談会

入職して1年が経過した新人ナースの皆さんに、看護師としての成長を振り返ってもらいました。
K・Hさん(整形外科・泌尿器科)大阪府病院協会看護専門学校
A・Eさん(小児科)甲南女子大学
H・Sさん(産婦人科)大和大学

当院の看護局を志望した理由は?

K:病院見学のとき、看護師同志がお互いを支え合う姿を見て、とても仲がいいと感じました。箕面市が地元なので通いやすいことや先輩方の雰囲気のよさのほか、新人教育に力を入れていることで決めました。

H:私も同じです。新人教育が充実しているのは大きいですね。人間関係のよさでは、実際、先輩方は新人ナースに対して手取り足取り教えてくれる感じです。「大丈夫?」と、どの先輩でも声がけしてくれますし。

A:私は、当院に通院している患者さんやご家族の評判がすごくいいと聞き、それなら間違いないと思いました。それに、高齢者から生後間もない赤ちゃんまで幅広い年代層の患者さんに対応していることも、学ぶことが多く成長できると考えました。

入職して1年経って成長したことは?

H:患者さんとの関わり方、コミュニケーション力かなと。最初は、認知症の患者さんに対してどう対応したらよいか分からず緊張で固まってしまったりしていました。でも、先輩方の対応を参考にしたり、自分なりに症状なども勉強して看護師として自然な接し方ができるようになりましたね。

K:整形外科・泌尿器科の病棟は、手術や検査など決まっていたスケジュールが直前で変更になることもあります。そのタイムスケジュールの組み換えを、ある程度自分で考えてできるようになりました。夜勤が始まった夏頃までには、落ち着いていろいろなことに対応できるようにもなったし、経験を積んで業務にも慣れたかなと思います。

A:私は半年以上で、ようやく慣れた感じですけど(笑)。その中でも大きいのは、小児科でご家族にもお声がけできるようになったこと。最初の頃は患児だけを気にしていましたが、先輩から、ご家族へのサポートを促されたことがあって。それからは、意識してそのご家族にも配慮できるようになりました。

H:私は最近、入職すぐの私を知っておられる患者さんに久しぶりにお会いしました。その患者さんから「最初に比べたら随分しっかりしてきたね!」と声をかけていただいたんですね。その時に、成長していることを認めて頂き本当にうれしかったです。

K:患者さんに褒められると、看護師になって心からよかったと思いますよね。もっと成長したいと、一層やる気がでます。

A:ここでは、患者さんだけじゃなくて、ちょっとした成長を先輩方も褒めてくださるし。周りのスタッフにも見守られていることで、ここまで来れたと感謝しています。

これからの看護師としての目標は?

A:患者さんと一番接する時間が長いのは、看護師。2年目に入る4月から、受け持ち看護師として本格的に患児に関わることになるので、ご家族もあわせてフォローできるよう気持ちの余裕を持ちたいですね。

H:私は、個々の患者さんの情報を的確に収集し看護に活かせるアセスメント能力を身につけたいです。そのためにもまずは、知識を増やして経験を積み一人前の看護師にならなくてはと考えています。

K:私は、患者さんの悩みを聞くなど、半人前の看護師でも役に立てることがある。そんなことを実感できた1年でした。これからも患者さんにできるだけ安心してもらえるよう、術前術後のケアが十分にできるようもっと頑張りたいです。4月からは後輩が入職してくるので、さらに自立できるよう努力したいですね。

看護局のよさをPRしてください!

H:こちらの病院は、看護局全員で新人を育てる雰囲気があるので、ぜひ一緒に働きましょう。

A:看護局全体に一体感があって、アットホームな職場なので安心してね!

K:先輩がしてくれたように私たちも皆さんを一生懸命支えるので、一緒に働きましょう!