2019年5月 座談会
看護師になりたいと思ったきっかけ
森澤:将来は、やりがいのある仕事がしたいと考え、地元の岡山を出て大阪の専門学校に入学。卒業後は外資系金融機関に就職し、東京で営業職として勤務しました。ただ、業務がとにかくハード。転職を考えていたときに、看護師の友達の影響を受け、女性が長く働けるこの世界を目指すことにしました。
山本:ちょうど、進路を決める高校3年生のときに虫垂炎で入院。看護師さんたちの献身的な対応に心を動かされ、「こんな人になりたい」と思うように。その時点で、看護師になろうと心に決めました。
松下:小学生のときに血管系の疾患で、数日間入院することになったのですが、怖くて不安で。そんな中、本当のお母さんのように優しく接してくれる看護師さんがいて、心から安心することができました。母親が看護師で、働く姿に憧れていたこともあり、改めて看護師という職業の素晴らしさを実感しましたね。
箕面市立病院を選んだ理由は?
山本:実は、高校生のときに入院したのは箕面市立病院でした。退院して看護師になると決心したときから、ずっと「ここで働く!」と決めていました。大学でいろいろな病院の実習を経験しても、その想いは変わりませんでしたね。
松下:短大時代の実習で、チーム医療の大切さを痛感したことがありました。当院は、医療チーム全体で患者さまのことを考え取り組むことをモットーとしていて、まさに理想の病院でした。
森澤:当院は地域密着の医療を掲げていて、取得した保健師資格を活かせることにも魅力を感じました。見学したとき、院内の雰囲気もすごく和やかで、「人」も大きな決め手になりましたね。
松下:それは、私も同じです。見学したとき、せっかくの機会なのでいろいろ質問してみたのですが、業務中にもかかわらず本当にしっかりと丁寧に対応してくれて。こんな職場で働きたいと、心から感じることができました。
森澤:実際、入職後もイメージは変わりませんでしたね。プリセプターさんだけでなく、全員で新人を育てようという想いがすごく伝わってきます。
山本:オペ室を希望したものの、厳しい指導が待っているんだろうな…と思っていましたが、よい意味で裏切られました。先輩たちは丁寧で、フォローアップも万全。じっくりと後輩を育てようという心遣いを感じます。
入職して一ヶ月、素直な感想は?
山本:オペ室での業務は、想像以上に大変。幅広い知識と確かな技術が必要だと痛感する毎日ですが、だからこそ「ここで頑張る!」とやる気が湧きますね
森澤:ICUは、重篤な患者さまの多い職場です。今は手を握って励ますことで精一杯ですが、患者さまとの心の絆を感じて、私の方が元気をもらうこともあります。転職して本当によかったと思います。
松下:初めての患者さまに、「担当してくれてありがとう。これからも頑張ってね」と声をかけていただいたことが強く印象に残っています。「看護師になってよかった!」と、しみじみ感じることができました。
看護師として、これからの目標
山本:オペ室は、看護師を目指した出発点。ここで成長したいです。
森澤:患者さま一人ひとりのことを考えられる看護師になりたいです。
松下:目標は、常に患者さまの目線に立てる看護師。先輩方が理想です。
山本・森澤:そうですね。私も同じです!