新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

見出し

2020年2月 座談会

箕面市立病院入職して1年間経った今、それぞれの心境を語ってもらいました。
・大久保楓さん(内科病棟)大阪府立大学
・五反田麗香さん(整形外科病棟)京都大学
・森田真以さん(内科病棟)梅花女子大学

看護師を目指し当院に入職したのはなぜ?

大久保:大学のオープンキャンパスに参加したときに、先生の「看護師は身体と心をケアする職業」という言葉に感動。看護師になる決心をしました。私自身は、箕面生まれ箕面育ち。チーム一丸となって地域に根ざした医療を提供する姿勢に感銘を受けたこともあり、当院に入職しました。

五反田:私の場合、看護学を学びたいと大学に入学しましたが、病院実習で患者さまに「よい看護師になれるよ」と褒めていただいて。「看護師になろう!」と心に決めました。実は、私も出身は箕面市。やっぱり、大好きな地元で働きたい。そんな気持ちから当院を選びました。

森田:小学生の頃に骨折をして手術をしたときの対応に感激したり、テレビドラマの主人公に憧れたり…。それで、看護師を目指しました。私も皆さんと同じ箕面市出身。入職理由もまったく同じで、地元が大好きだから(笑)。地域に貢献したいと思ったのが理由ですね。

この1年間で成長したと感じること

森田:循環器内科の病棟で働いていますが、最初は処置の準備や介助をするのに精一杯でした。その中で自分の技術レベルを見極めながら、足りないところは先輩に積極的に聞くように。今では、患者さまに対して笑顔を絶やさず接することができるようになりました。少しずつ成長の手応えを感じています。

大久保:私も、患者さまへの声がけが自然にできるようになりましたね。森田さんと同じように、わからないことがあれば先輩に相談したり自分で調べたりしたからかなと思います。そもそも内科病棟を希望したのは、患者さまにじっくり寄り添うことができるから。その意味では、とても充実しています。

五反田:私の職場は外科病棟。 手術の件数が多く臨機応変な対応が求められます。そんな状況では、“患者さまファースト”と頭ではわかっていても最初は実行できていませんでした。徐々に患者さまの立場に立てるようになり、1年経って、そうした態度が本当の意味で身についてきたと感じますね。

ここまでずっと頑張ることができた理由は?

五反田:1年間、一人の先輩がずっと見守るプリセプター制度の存在は大きいですね。当院のプリセプターさんは、業務だけでなく心理面のケアまでしっかりフォローしてくれます。本当に心の支えになっています。

大久保:プリセプターさんと毎月1回面接があって、その場で相談に乗ってくれますし。周囲の先輩も、忙しくても「大丈夫?」「できる?」と、業務中でも細やかに声をかけてくれるので安心です。そのおかげで頑張れていると思います。

森田:先輩から「患者さまにきちんと対応できるようになったね」と言われて感激。一歩ずつですが、着実に階段を登っていると実感しています。これまで一番の感動は、「あなたが担当でよかった」という患者さまの言葉。そんな感謝の気持ちが何よりの励みです。

これからの目標や理想の看護師像

五反田:看護師としてはまだまだ。それが今の素直な感想です。次は、新人さんを教える立場になります。先輩のように後輩を支えられるよう頑張ります。

大久保:とにかく、目の前の仕事を正確に行うことが直近の目標。その上で、大学からの目標である心身ともにケアできる看護師を目指したいです。

森田:今よりもっと知識・技術を磨いて、信頼感抜群の看護師になるのが夢。持ち前の明るさで患者さまを支えて続けていきたいですね。