新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

見出し

2020年5月 座談会

箕面市立病院に入職して1ヶ月。現在の心境を語ってもらいました。
・澤勢さん(血液内科)園田学園女子大学
・黒河さん(整形外科・泌尿器科混合病棟)千里金蘭大学
・隠岐さん(婦人科・消化器内科・眼科混合病棟)白鳳短期大学

看護師になりたいと思ったきっかけ

澤勢:小学校1年生のときに、喘息で入院。突然のことで不安しかなかったのですが、そんなとき、一生懸命話しかけて励ましてくれた看護師さんがおられて。漠然と憧れを持つようになったことが、きっかけです。

黒河:身近に消防士の叔父がいたことから、ずっと“人を支えて命を救う仕事”に興味を持っていました。高校の部活でマネージャーをしていたとき、看護師の先輩から話を聞いて「自分に合っている!」と確信し、目指すようになりました。

隠岐:私の場合は、1ミリも頭になかったですね(笑)。高校まではダンスに夢中で、本気でプロを目指していました。意識が変わったのは高校生のとき。海外でのボランティア活動に興味をもつようになり、国際看護師もいいなと。母からも、「絶対に看護師に向いてる!」と何度も言われて決心しました。

箕面市立病院を選んだ理由は?

隠岐:短大卒業後、看護師資格に加えて助産師資格も取得しました。当院は、助産だけでなく幅広い看護業務に携われるのが魅力。将来の夢のためにも、いろいろな知識を学びたいと思い入りました。

澤勢:実は、高校のときに骨折で入院し、二度もここでお世話になってるんですね(笑)。看護師になったら箕面市立病院へ。これは、ごく自然の流れでした。説明会で、新人を丁寧にフォローするプリセプター制度について知ったことも決め手でした。

黒河:私も、当院の“人を着実に育てる”雰囲気に感動したひとり。学生時代、看護実習先のひとつが当院で、本当に親切・丁寧に指導してくださって。患者さまとともに治療を進める姿勢を感じたことも大きいですね。

入職して感じる看護局のよいところは?

澤勢:プリセプターの先輩には、本当に助けられています。看護技術の説明の後も、「何か分からないことある?」と、その都度聞いてくれて。業務以外の生活全般のことについても気にかけてくれてます。

黒河:プリセプターさん以外の先輩も、「最近遅いけど、ちゃんと寝ている?」など、よく声をかけてもらいます。そんな先輩方の優しさが沁みますね。これからも頑張ろうと思えるモチベーションになっています。

隠岐:独り立ちするまで徹底的に付き合う。先輩方には、そんな姿勢を感じます。心に残っているのはプロとしての心構え。患者さまとのおしゃべりは大事だけど、長いとNG。それも仕事のスキルだと教わったときは「なるほど!」と納得しました。

澤勢: とにかく、私が想像していた以上に職場の雰囲気が素晴らしい。よい意味で予想を裏切られました。それに、数年後には、北大阪急行線の伸長工事が完成し、新しい駅の直ぐ側に当院がリニューアルして移転します。施設も新しくなって便利になるので今から楽しみです。

隠岐・黒河:本当に、楽しみですよね!

看護師としての、これからの意気込みを

黒河:プリセプターさんや先輩方のように、患者さまの気持ちをくみ取れる看護師をめざし、さらに成長していきたいです。

澤勢:患者さまの痛みを取り除きたい。それが、看護師としての願いです。将来的には、化学療法など癌の治療に関わりたいです。

隠岐:「あなたの名前は絶対に忘れない」。そう患者さまに言われて、心から感動しました。その言葉を胸に、これからも頑張っていきたいです。