新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

見出し

2021年12月 座談会

箕面市立病院入職して半年以上経った現時点での心境や、職場環境、目標などを語ってもらいました。
・高木結香さん(手術室)大阪信愛学院短期大学
・福田香澄さん(循環器病棟)大阪医療看護専門学校
・大上明莉さん(集中治療室)徳島文理大学

看護師を目指し当院に入職した理由は?

高木:小学生のときに骨折して入院。担当の看護師さんが、すごく親切で。リモートで参加した合同説明会のときに、手厚い新人研修があることを知り「ここだ!」と感じて当院に入職を決めました。

福田:5歳のときに、お世話になった看護師さんが、とても素敵だったんです。自分も人の役に立ちたいと考え、小学生で進路を決めました。そもそも、当院は私が生まれた病院。地域に貢献したいとの想いもあり入職しました。

大上:私は、祖母の入院で家族を含めたケアに感動し看護師を目指すようになりました。当院は、自宅から眺められるほど近所。「当院以外は考えられない!」。そんな気持ちで高校から一筋に目指し、入職することができました。

入職後の感想や成長したと感じることは?

大上:看護業務そのものは入職前のイメージ通りでしたが、やはり、常に勉強だなというのは実感しています。想像以上に大変だったのは、患者さんの記録をすることだったり…。その他の仕事がたくさんあることでした。

福田:確かに、看護業務以外にすべきことは多くありますよね。それに、実習と違い、何人もの患者さんを担当するので、タイムスケジュールの管理も大変。今は慣れましたが、最初は決められた時間内で適切な対応をするのが難しかったです。

高木:病棟を希望していたので、まさか手術室に配属されるとは思わず「どうしよう」と(笑)。最初は緊張のあまり、オペで先生に手術機械を手渡す「器械出し」に手間取ってモタモタ…。似た症例の患者さんのオペの経験を重ねることで、サッとカッコよく「器械出し」できるようになりましたね(笑)。大きな手術も担当できるようになり、やりがいを感じています。

福田:当院の場合、先輩方のフォローが丁寧なので本当に安心。私も、時間内でうまく対応できるように指導していただいたおかげで、煩雑な業務もできるように。いろんな疾患の患者さんの経験も増えて、看護実践の幅が広がったと感じます。

大上:集中治療室は、重篤の方もおられ緊張の連続。その中で、患者さんの回復に立ち会えるのが何よりのモチベーション。「ありがとう」と、家族の方からも声をかけられると、看護師をやっていて本当によかったと実感します。

サポート体制や職場の雰囲気を教えて!

高木:模型を使って採血や注射の練習を丁寧に指導してもらえ、高度な静脈注射の研修も受けられたりと、新人研修は充実しています。新人が少しでも困った表情をしていたら、すぐに周囲の先輩方が察知して対応してくれます。

大上:プリセプターさんが休みで対応できないときは、他の先輩方がしっかりとサポート。常に、誰かが側についてフォローする体制が1年間続きます。急かされることなく、着実に成長できるのが当院の一番のよさでしょう。

福田:月に1度の面談で、プリセプターさんと各自の課題を確認するのですが、それ以外の先輩の方にも、新人の情報は共有されています。看護局全体で見守ってくださっている。そんな、絶対的な安心感がありますね。

それぞれの目標とメッセージを!

大上:まずは、知識・技術を向上させることが目標。集中治療室で頑張りたいです。当院は、先輩方が本当に親切。安心して働けますよ!

福田: 1年目看護師の達成目標をクリアし、患者さんに適切に対応できるようになりたいです。当院の自慢は「人」。私も優しく接しますので、ぜひ!

高木:先輩方をお手本に、さまざまな看護技術を自分のものにしたいです。段階的に成長し、着実に目指す看護師になれる当院で、一緒に頑張りましょう!