新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

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2022年2月 座談会

箕面市立病院に入職して、1年が経った新人ナースの皆さん。これまでの素直な感想や成長点、目標などを語ってもらいました。
・山口真広さん(小児科病棟)大阪医療看護専門学校
・紙谷奏美さん(外科病棟)大阪医療看護専門学校
・山崎未悠さん(整形外科病棟)大和大学

当院に入職した理由は?

山口:「箕面市立病院は、教育制度が整っているからいいよ」。そんな風に専門学校の先生にすすめられて、入職を希望しました。段階を踏んで、ゆっくりと見守りながら教育してくれると聞き、「ここだ!」と思いましたね。

紙谷:私も山口さんと同じ理由です。それに当院は、地域の急性期医療を担う中核病院。ここなら、学生時代の実習で苦手意識を持った急性期分野の看護を着実にマスターできるかなと。かなり前向きな気持ちで志望しました。

山崎:身内が病気になったときにお世話になっていたこともあり、昔から身近な存在でした。ただ、一番の理由は、患者さんに寄り添った看護を提供していること。理想の看護師像にぴったり合致していると感じたからです。

入職して1年経って業務や職場には慣れた?

山崎:覚悟して希望した外科系病棟ではありましたが、予想通りの忙しさでしたね。最初はまったく余裕がなく、笑顔ひとつ、作ることができませんでした。周囲の先輩方に助けてもらいながら、徐々に慣れて自分から積極的に患者さんに話しかけられるようになりました。

紙谷:私も1年間、プリセプターさんや先輩方がフォローしてくれたおかげで一人で悩まずにすみました。そのため、何かと多忙な外科病棟の業務も入職半年ほどから慣れてきました。ちょうどその時期、患者さんから「ずっとそばにいてくれてありがとう」と、感謝のお手紙をいただいたときは感動しましたね。自然に、看護ケアの態度が身についたことを実感できうれしかったです。

山口:本当に、当院には先輩方に相談しやすい雰囲気がありますよね。とにかく、一緒に問題を解決しようとしてくれるんです。おかげで、苦手だった小さな子供に対する対応もうまくできるようになりました。みんな、可愛く思えるようになりましたね(笑)。

自分自身の成長点と今後の目標を教えて!

山崎:コミュニケーション能力と看護のアセスメント能力が身についたことでしょうか。患者さんの言葉をしっかり傾聴できるようになっただけでなく、自分で考えて問題解決の方法を提案できるようになりました。それでも、現時点ではまだまだ。もっと細かいところまで気づけるようになりたいです。

紙谷:私も、アセスメント能力は上がったと思います。患者さん一人ひとりに対するケアを細やかに考えられるようになりましたから。それはやはり、環境のおかげだと思います。一方的な指導ではなく、私たちに考えるように指導してくれたことで成長できたと感じます。外科病棟の看護師として、術前・術後の不安を取り除けるような安心感を与える看護師になるのが目標です。

山口:子供は、大人に比べて喜怒哀楽をはっきり表現します。最初は対応が難しかったのですが、最近は機嫌のよいときを狙って笑顔で話しかけたり(笑)。精神的な余裕も出てきて、ゆとりを持って業務ができるようになったと感じます。これからは、日々の業務で勉強していく中で自分の目指す看護を見つけて、認定看護師の資格取得も目標にして頑張りたいです。

改めて看護局のよさのアピールを!

山口:やはり、充実したプリセプター制度に尽きると思います。一人ひとりの個性に合わせてサポートしてくれますので安心して来てください!

紙谷: 毎月、プリセプターさんと面談しながら、じっくりしっかり業務を覚えられます。伸び伸びと新人時代を過ごし着実に成長したい人にはおすすめ!

山崎:当院は、一人の新人看護師を、それぞれの部署やチーム全体で、さらには看護局全体で育てています。そんな恵まれた環境で、一緒に働きましょう!