新人ナースの歩み

ナース

看護師 川内真帆

街並み

看護師 高橋理沙

見出し

2023年10月 座談会

先輩たちのサポートにも助けられ、成長著しい新人ナースの皆さん。
入職6ヶ月での印象を語ってもらいました。

Aさん(手術室)千里金襴大学
Bさん(内科)梅花女子大学
Cさん(外科)梅花女子大学

看護師を目指した理由は?

A:国家資格を取得して、人を支えられる仕事がしたいと、小さい頃からそんな風に考えていました。祖母や弟が病院でお世話になる機会が多かったことで、看護師を目指すようになりました。

B:私も家族の病気がきっかけですね。高校生のときに末期がんになった祖父を自宅で看取ることになりました。訪問看護師さんには、最後まで本当に良くして頂きその経験から、私も看護師になろうと決心しました。

C:私の場合は、そもそも母が看護師。職業体験で母が勤める病院に、見学に行きました。患者さんのために、一生懸命看護をする母や周りの方々の姿を見て感動。そこから看護師を目指し、今にいたっています。

成長したことやモチベーションは何?

A:看護学生時代の手術室実習で、「手術前と手術後の短い時間に、患者さんと信頼関係を築くことが、手術室看護師の大切な仕事である」そう説明を受け、私も手術室看護師になりたいと第一志望に手術室を選びました。最初は、患者さんに対して何のお声かけもできず・・ひたすら、先輩看護師の患者さんやご家族への対応など観察。先輩看護師が術前・術後と患者さんと信頼関係を築かれる様子を見習い、今ではスムーズなお声かけもでき少しずつ信頼関係を築けるまでになりました。

C:私は、Aさんのいる手術室に患者さんを送り出し、術後の観察を行う外科病棟にいます。術後には、患者さんの全身状態の観察を行い、その症状に対して薬剤を使用し安楽な体位の工夫をするなど、患者さんに対応すべきことがたくさんあり大変です。入職当初は、まず1名から先輩と一緒に受け持ちを行います。今も先輩とペアで受け持ちをしていますが、日々4人くらいは受け持ちができるようになり、少しは成長したのではないでしょうか。

B:私は、学生時代からコミュニケーションを取るのが苦手だなぁと感じていました。入職当初は、患者さんのケアや看護処置などの際にも、先輩の影にひたすら隠れているような感じで(笑)。知識やスキルが積み重なるにつれて、自信を持って、患者さんに積極的に話しかけることができるようになりました。患者さんからの「ありがとう」の言葉が支えになっていると思います。

C:あとは、先輩方がたくさん褒めてくださること(笑)。

A:周囲の方々の励ましは、力になりますよね。最近、執刀医の先生から、「手術の機械出し、よくわかってきたね」と成長を褒められるように(笑)。そんな現場の評価や患者さんからの感謝の言葉が、一番のモチベーションです。

オフタイムの過ごし方は?

B:ペットのジャック・ラッセル・テリアのわんちゃんと過ごす時間が、一番の癒やしタイムです。今年は、もうひとつの“推し”阪神タイガースのクライマックスシリーズに費やしました(笑)。

C:私の推しは、男性アイドルグループ。休日には、福岡ドームまで日帰りで行ってしまいました(笑)。普段は、ひとり暮らしなので、配信サービスで日本のドラマとか映画を見て過ごします。

A:私も、わんちゃん好き。お散歩したり、ドッグランまで一緒に行ったり。 最近は、250ccの中型バイク免許を取ったのでツーリングに出かけたり。夏季休暇では6日間を使って、福岡にいる祖母と東京の妹のところに泊まりに行きました。今年のオフは、すごく充実してましたね。

今期後半の目標をお願いします!

C:来年の4月には、2年目に。それまでに、外科病棟で経験できる処置など、ひと一通りの事は経験し身に付けておきたいですね。

A:12月からは、救急外来での夜間勤務がスタート。夜間の緊急手術に対応することもあるので、とにかく一通りの技術を習得し早く独り立ちできることが目標です。

B:後半は、苦手な手技の経験を繰り返して、1年生のうちに自信を持って実施できるようにしたいです。先輩方のように、視野の広い看護師を目指して頑張ります!