2025年7月 座談会
入職して3ヶ月の新人ナースの皆さんに、看護部内の感想や看護師としての成長、目標などについて話していただきました。
Aさん(外科)藍野大学短期大学部
Bさん(小児科)清恵会医療専門学院
Cさん(内科)大阪青山大学
看護師を目指した理由と箕面市立病院を志望した理由は?
A:小さい頃に入院した経験があり、恐怖心と不安いっぱいで…。そんな私に優しく寄り添ってくれた看護師さんに出会い「私も看護師になりたいなぁ」と、高校から看護科のある所を選択しました。看護短大では箕面市立病院で勤務経験のある教員から、当院の教育制度がしっかりしていることについて聞き、興味を持って病院見学に来ました。そこでの先輩方の雰囲気が理想の看護師像そのものだったので、就職を決めました。
B:私は、動物病院で動物看護の社会人経験があり、その後看護師を目指しました。当院を選んだ理由は、Aさんと同じでとにかく病院見学で会う人みんなが、親切で丁寧で教育制度も整っているのを知り、安心感を持ち志望しました。
C:私の場合、看護師を目指すきっかけになったのは、ひとりの男性看護師との出会いでした。祖母の入院中に担当して頂きやさしく丁寧に対応しているのをみて、尊敬するようになり看護師の道に進みました。当院は、学生時代の実習先でもありその時に、対応して頂いた看護師が素敵な方ばかりで「この病院で先輩方と一緒に働きたい!」と当院を選びました。
入職して3ヶ月が過ぎ、成長したことは?
B:私は、小児科と成人の混合病棟に配属になりました。最初は、子どもに慣れておらず接し方も分からなくてドキドキ緊張の連続。そんな時、周りの先輩方がやさしく丁寧に教えてくださり、ちょっとずつですが小児の処置や点滴管理も出来るようになり成長していると感じます。
A:私が成長を実感できる所は、胃ろうなどの色々な処置が、自信を持ってできるようになったことかな。日々の疑問点はそのままにせず、必ず先輩看護師に確認し質問することも、積極的にできています。当院は、基準・手順マニュアルが整備されているので、一つひとつの検査や処置を前後で必ず確認することができます。また、1日の終わりには先輩と振り返りを行うので、その成果が出ているのではないでしょうか。
C:私は、入職後看護師としての技術面だけでなく責任感や倫理観についても身に付き成長していると感じています。こんな風に成長できたのも、当院看護部の環境のおかげだと思います。新人に惜しみなく手をかけてくれる風土があり、自己成長を促してくれている、そう実感していますね。
箕面市立病院のよいところは?
B:私は、社会人を経験してからの入職だったので、みんなについていけるのか不安しかなかったんです。それが見事に裏切られたというか。勿論、ポジティブな方ですが、とにかく先輩看護師の皆さんが気にかけてくださいます。また、プリセプターの方以外にも、一年間新人には先輩がペアで必ず組むことになっていて、その日の振り返りでも次に活かせるよう、一緒に考えてくださいます。ものすごく安心感があります。
C:「新人を育てる体制がしっかりしている」という当院の風土は本当に実感します。とにかく早く独り立ちしてほしいから任せるというのではなく、本当に独り立ちできるまで、細やかなフォローを周りが行い、きちんと育てるという意識が看護師に根付いていると思います。だから、私たち新人は、日々安心して業務に取り組めますよね。
A:私もそう思います。教育体制がとにかくすごい!先ほどお話しした業務の前後で振り返るときには、自分が出来たことや出来なかったことを書き込む「KY(危険予知)メモ」というものがあります。その用紙の最後のコメント欄には、先輩方の励ましの言葉が書いてあるんですよ。これは本当に自信になります。
これからの目標をお願いします!
A:私は、看護ケアやコミュニケーションを行ったあと患者さんから「ありがとう!」と感謝の声を掛けて頂いたとき、「看護師になってよかった」と心から思います。でも、まだまだ看護師としては未熟です。もっと知識・技術を身につけて先輩方のようになりたいですね。
C:分かります!患者さんからの感謝の言葉は、本当に力になりますよね。将来的には、がん看護認定看護師になるのが夢。そのために、まずは先輩の背中を追いかけ、日々努力していきたいと思っています。
B:看護師である前に人として成長し、患者さんは勿論のこと医療スタッフを含めて周囲に気配りができる、そんな謙虚な人間でありたいです。当院で様々な経験を積んで将来は看護師を目指した時からの夢、訪問看護師になりたいです。