ナースストーリー

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看護師 川内真帆

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看護師 高橋理沙

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患者さまのつらさをやわらげたくて緩和ケアへ

葉っぱアイコン患者さまのつらさをやわらげたくて緩和ケアへ

認定看護師 吹田智子

緩和ケア認定看護師 吹田智子 看護師を目指したのは、人と接する仕事の中で、ずっと続けていくことができ、人の役に立つといった理由からでした。交通事故にあったときに、看護師さんに優しくしてもらったのもきっかけのひとつだったと思います。 箕面市立病院を選んだのは、アットホームでチーム医療も進んでおり、地域の中核病院という規模を生かした医療を行っているところに魅力を感じたからです。 初めは外科病棟に勤務し、内科、小児科を経験したあと、地域医療室に異動して退院調整をすることになりました。そこで、治療をしながらもご家族のことを案 じたり、気にかけながら病気と向き合う患者さまとたくさん巡り合いました。症状を緩和するだけでなく気持ちのつらさ、生活のつらさを和らげるにはどうすれ ばいいのかを、もっと学びたい・・・。その思いは、再び病棟に異動して、実際に患者さまのケアをする中で強くなりました。半年間休職して学校を卒業し、今 年試験に合格して、緩和ケア認定看護師になりました。

葉っぱアイコンその人らしさ、を大切に

緩和ケアというとどうしても終末期のケア、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。緩和ケアは、がんと診断された時から始まりま す。昨日まで元気に普通に暮らしていたのに、突然命を脅かされるような病気を告げられる、というのは患者さまにとって、とてもショックなことです。その ショックを少しでもやわらげ、病気になっても自分らしい生き方を続けることができるようにサポートしていきます。 つらい、悲しい、悔しいといったお気持ちをお聴きして、患者さまがご自分で希望に向かって治療を決めていけるよう、それを支える。つらい中で抗がん剤の投 与や手術などの治療を決めていかないといけない患者さまが、ご自分の気持ちを言葉にして出していくことで、気持ちの整理をしていく助けになれたらと思って います。

葉っぱアイコン皆さんに知っていただきたい

認定看護師 吹田智子

現在私は、病棟の主任業務とともに週に1日半はがん相談室で活動しています。がんの告知であったり、再発や転移により治療を新しく変えたりといった、患者さまにとってのバッドニュースを受けた後に気持ちをお伺いするのが仕事です。 緩和ケアチームにも所属しており、医師や看護師、薬剤師や作業療法士たちと一緒に、患者さまへのケアを病棟から相談を受けてお伝えする回診に参加していま す。また、箕面市立病院では初めての取り組みとして、12月初旬に「がんサロン」という患者さま同士が語り合える場を設けました。患者さまからは「体験者 だからこそつらさを共感できる」「元気や勇気もらった」といった声を聞くことができました。患者さまへの接し方、支え方を悩んでいたご家族も、気持ちを整理していただけたようでした。 始めたばかりのがんサロンですが、これから二カ月に一回、定期的に継続していくつもりです。このような試みを通して、多くの方に緩和ケアについて知っていただけたらと思っています。